●7つのコーディネーション能力
神経系と身体をつなぎ、運動・学習能力の基礎を作る"察知→判断→動作"の一連の
流れを素早く行うための運動。
人が行動するとき、目や耳などの五感で感じた情報が「脳」に伝わり、「脳」から必要
な場所に指令が出て初めて身体が反応します。俗にいう「運動神経」は、この情報
伝達のスピードが大きく関係しています。
運動神経が良い → 眼・耳で得た情報の処理が速い、正確
運動神経が悪い → 眼・耳で得た情報の処理が遅い、不正確
●定位能力:絶え間なく動くものに対し自分の位置を時間・空間的に正確に決める
(鬼ごっこ、ドッジボールなど)
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●連結能力:タイミングを合わせ、体の各部分を力加減など無駄なく同調させる(体操、フィギアスケートなど)
●識別能力:自身の身体と用具を視覚と連動させ精密に操作する(自転車の運転、ラケットを持つなど)
●リズム能力:リズムを作ったり、真似したりタイミングをつかむ(あらゆるスポーツに通じる能力)
●バランス能力:空間、移動中の身体バランスの維持、崩れを素早く回復(体操、スキー、スケートなど)
●変換能力:突然知覚した状況の変化に察知し、動作を切り替える(フェイント、スイッチオンオフ〜相手がある時に欠かせない能力)
●反応能力:予測した情報、予測しなかった情報に素早く目的に合わせ動く。合図に正確に素早く反応
(スポーツのスタート、柔道・レスリング等の技の連動) |